科目名  音楽Ⅰ

履修年次 1年
単位数  2
科目の種類 必履修選択
履修対象 音楽に興味・関心があり、感性を高めたいと考える生徒。
     音楽系および保育系進学を考えている生徒。
目標
 音楽の幅広い活動を通して、音楽を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、創造的な表現と鑑賞の能力を伸ばす。

学習内容
(1) 歌唱・・・校歌、季節の歌、ドイツ歌曲、イタリア歌曲等
(2) 器楽・・・器楽合奏、アンサンブル
(3) 鑑賞・・・ミュージカル映画


美術Ⅰ
履修年次 1年
単位数  2
科目の種類 必履修選択
履修対象 美術に興味・関心があり、感性を高めたいと考える生徒。
目標
 中学校までの図工、美術の経験をさらに進めて知識や技能を身に着けます。鉛筆や筆、絵具からChromeBookのソフトウェアまで様々な用具に触れて制作します。
学習内容
(1) 絵画の技能を深める。
(2)ChromeBookでソフトウェアを使用し、画像制作の基本操作を体験します。
(3)色の知識や図形、配置、配色について学びます。
(4)わかりやすい表現のための工夫を学びます。
例:Googleスライドでプレゼンテーション資料を作成するなど
(5)芸術作品から身近な生活にある美術、映像作品など様々な美術を鑑賞します。
備考
 スケッチブック、絵の具等の制作材料を揃えるため若干の集金をする場合があります。


書道Ⅰ
履修年次 1年
単位数  2
科目の種類 必履修選択
履修対象 書道に興味・関心があり、感性を高めたいと考える生徒。
目標
 書道の幅広い活動を通して、生涯にわたり書を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、書写能力の向上を図り、表現と鑑賞の基礎的な能力を伸ばし、書の伝統と文化についての理解を深める。
学習内容
(2) 漢字の書
(2)仮名の書
(3)漢字仮名交じりの書
(4)暮らしの中の書
備考
「書道Ⅰ」の選択者は1,000円程度を集金し、教材(団扇、色紙、葉書等)を購入する予定です。


音楽Ⅱ
履修年次 2年
単位数  2
科目の種類 総合選択/自由選択
履修対象 音楽Ⅰを履修した生徒で、更に表現や鑑賞等の活動を深く探求する意欲のある生徒。保育系・音楽系進学希望者は選択すること。
目標
 音楽の諸活動を通して音楽を愛好する心情を育てるとともに感性を高め、音楽文化についての理解と、個性豊かな表現の能力や主体的な鑑賞能力を伸ばす。
学習内容
(3) 歌唱・・・アカペラや合唱
(2) 器楽・・・器楽合奏・アンサンブル
(3) 鑑賞・・・様々な民族や国の音楽に触れる

備考
グループでの活動が多くなりますので、自分から意欲的に取り組んでください。
音楽Ⅰを履修していること。

美術Ⅱ
履修年次 2年
単位数  2
科目の種類 総合選択/自由選択
履修対象 美術Ⅰを履修した生徒で、さらに探求する意欲のある生徒
     美術系の進路を考える生徒
目標
 美術Ⅰで学んだ形や色を表現する技能や、ChromeBookのソフトウェアの操作等をさらに発展させて制作します。様々な作品やみんなの発想に触れて美術表現を楽しみます。
学習内容
(1) 遠近法、色彩の知識等表現能力を高め描きます。
(2) パソコンでの情報収集や他教科の知識を生かして図面制作や、表現をします。
(3) 自分の個性を表現し、他の生徒たちの表現を鑑賞します。
(4) 興味関心を引き、理解してもらえるプレゼンテーションについて学びます。
備考
美術Ⅰを履修していること


書道Ⅱ
履修年次 2年
単位数  2
科目の種類 総合選択/自由選択
履修対象 「書道Ⅰ」を選択した生徒で、さらに書道の感性を高めたいと考えている生徒
目標
 書道の創造的な諸活動を通して、生涯にわたり書を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、個性豊かな表現と鑑賞の能力を伸ばし、書の伝統と文化についての理解を深める。
学習内容
 「書道Ⅰ」に引き続き、古典の臨書が中心となりますが、篆書・隷書・草書等、「書道Ⅰ」で深く学習していない多彩な古典に取り組みます。また、古典の鑑賞や相互鑑賞を通して、自己表現となる創作のための感性を磨いていきます。
(1) 漢字の書
(2)仮名の書
(3)漢字仮名交じりの書
(4)書の歴史と文化
備考
書道Ⅰを履修していること
「書道Ⅱ」選択者は2,000円程度を集金し、教材(半切、色紙、彩玉ボード等)を購入する予定です。


アンサンブル演習
履修年次 2年
単位数  2
科目の種類 総合選択

履修対象 教養文化系列の生徒で保育系および音楽系進学を希望する生徒

目標 歌や様々な楽器を用いた実技演習を通し、音楽の基礎的諸能力を養う。
 

学習内容
(4) 器楽(鍵盤や打楽器もしくは管楽器)を用いた演習
(5) ボーカルアンサンブル

備考
実技表現を深く探求する生徒(音楽系および保育系進学希望者等)の選択を原則とする。


ソルフェージュ
履修年次 2年

単位数  2
科目の種類 総合選択
履修対象 音楽系・保育系進学希望者。音楽の演奏に強い興味関心・意欲のある生徒
目標 リズム・旋律・和声などの音楽的要素を自分の力で正確に表現出来る力を養い、楽譜から様々な音楽的要素を正確に読み取って表現する力を養う。

学習内容
(6) 基礎的な音楽理論の習得
(7) 音楽理論を習得しながらの歌唱・視奏
(3) 聴音(聴いて得た音を正しく表現する)

備考
・3年次に「作曲基礎」を選択予定の生徒はこの科目を履修することが望ましい。
・保育士、幼稚園教諭希望または音楽系進学希望者を中心とする。
・とても専門的な内容となります。興味だけで選択しないこと。




素描
履修年次 2年
履修対象   教養文化系列の生徒

目標 造形表現(絵画、立体表現、デザイン、工芸)の基礎となる観察力と描写力を高めます。
学習内容
(1)「デッサン」では、自然や身近なものを対象に、深く観察してイメージや空間、形体などを把握します。形体や色彩、材質感などの表し方を学び、表現する能力を高めます。
(2)「スケッチ」では、対象の形体や空間、よさや美しさを大まかに表すために工夫しながら表現する能力を高めます。
(3)「鑑賞」では、お互いの作品や作家作品を取り上げ、それぞれの主題と表現意図、形体や色彩、材質感などの描き表し方の工夫や表現材料の活用、効果などについて学びます。また、美術と社会や生活との関わりについての理解も深めます。


デザイン基礎
履修年次 2年
単位数  2

科目の種類 総合選択
履修対象 デザインに興味のある生徒。デザインの力を仕事や勉学に生かしたいと考える生徒。
目標
 色、形、配置など美術の要素について学びます。映像や文字、コンピューターによる表現など現在のデザインの方法を体験します。
学習内容
 ・色彩の基本を学び、配色について考えます。
 ・生活の中にある身近なデザインについて見直します。
 ・ChromeBookを利用して映像や文字などコンピューターならではの表現を体験します。


生活の書

履修年次 2年
単位数  2

科目の種類 総合選択
履修対象  教養文化系列の生徒で、書道に興味・関心のある生徒
目標
 字形を整え、文字の大きさ、配列等について理解し、楷書・行書で書き、書写能力を高める。また、身の回りの多様な文字に関心を持ち、効果的に文字を書く。
学習内容
 生活の中に根ざした書という観点で、硬筆・毛筆の基本点画を学び、将来に役立つ実用書(のし袋、手紙、ハガキ、履歴書等)の学習も行います。
(1) 楷書
(2) 行書
(3) 実用書
備考
 「生活の書」選択者は、1,000円程度を集金し、教材(筆ペン、便せん、封筒、ハガキ等)を購入する予定です。


器楽演奏法
履修年次 3年
単位数  3
科目の種類 総合選択
履修対象 保育系進学希望者(優先)と、器楽演奏(ピアノが中心)に強い興味関心があり、演奏に関する基礎的知識と技術を習得したい生徒
目標 器楽の演奏に関する知識や技術を反復練習し、基本的な演奏技術と表現能力を養う。
学習内容
(8) 譜読みやピアノを演奏する際の運指の確認
(2) バイエルを使った練習・保育現場で演奏される曲等の演奏
(3) ピアノを中心とした楽器の歴史
備考
ピアノの台数に限りが有るため、選択希望者が多い場合は、保育系・音楽系進学希望者から優先的に選択してもらうことになります。(1クラス6名が限度)


作曲基礎
履修年次 3年

単位数  2
科目の種類 総合選択
履修対象 ・音楽系および保育系進学希望者
     ・作曲と演奏に強い興味関心意欲がある生徒

目標 基礎的な音楽理論や楽器についての知識等を深めながら、曲の創作を演習する。

学習内容
(9) 楽典・音楽理論の理解
(2) 様々な様式や演奏形態による楽曲創作
(3) 個性的な表現を生かした創作

備考
2年次にソルフェージュを履修していることが望ましい。


総合美術
履修年次 3年
単位数  2
科目の種類 総合選択
履修対象 様々な表現(制作)を楽しみたい生徒、表現を発表してみたい生徒。
     美術系進学予定者。
目標
 美術だけでなく、様々な教科や体験学習、行事、部活動など、3年間で学んだ知識技能を生かして研究、制作をします。
学習内容
 絵画、立体造形、映像、デザインなど美術のかかわる作品制作や研究。生活や環境の中で美術の関わる内容について調べる。発表するなど。


造形表現

履修年次 3年
単位数  2
科目の種類  総合選択
履修対象  
ものづくりが楽しい生徒、小物や工芸品、飾り付けることが楽しい生徒。
美術系や保育系進学希望の生徒の発想トレーニングになります。
目標
3年間の集大成になるような作品を完成させます。美術だけでなく、様々な教科や体験から学んだ知識技能を生かして制作します。

学習内容
 各制作には、段ボール、厚紙、画用紙、粘土、布、木材など制作物に合わせて様々な材料の使用を検討してください。
サイズ計測や図面作成などに図形の知識を生かす、美術や技術家庭科、日常生活で身に着けた作業能力を生かすなど創意工夫します。作品によっては共同制作も検討します。お互いの作品の美しさや良さを見つけます。


書と文化
履修年次 3年
単位数  2
科目の種類 総合選択
履修対象 書道に興味・関心があり、意欲的に書を学ぶ気持ちのある生徒。(「書道Ⅰ」、「書道Ⅱ」を履修していることが望ましい)
目標
 書道の創造的な諸活動を通して、生涯にわたり書を愛好する心情と書の伝統と文化を尊重する態度を育てるとともに、感性を磨き、個性豊かな書の能力を高める。
学習内容
 書と文化は関連しています。日本書道史、中国書法史に煌めく古典を鑑賞・臨書し、その時代背景、書人の心情、文字の変遷等に迫ります。そして古典から、自己表現となる創作へと発展させていきます。
(1) 漢字の書
(2)仮名の書
(3)漢字仮名交じりの書
(4)書の歴史と文化
備考
「書と文化」の選択者は2,000円程度を集金し、教材(半切、色紙、彩玉ボード、葉書等)を購入する予定です。


芸術文化鑑賞
履修年次 3年
単位数  2
科目の種類 総合選択
履修対象 教養文化系列の生徒
目標
 音楽、美術、書道の分野を中心にした鑑賞研究を行います。
学習内容
 美術分野では、デザイン、映像、CG等々様々な表現に触れます。
 生徒同士が興味関心のある内容を発表し合い、様々な感性に触れます。
 書道分野では、様々な作品の鑑賞を通して、自己の考えを他者に効果的に伝える方法を学んでいきます。その他、硬筆や毛筆の作品制作と相互鑑賞を行います。
 音楽では、様々なジャンルの音楽に触れ、新たな発見と感動を自分の言葉で伝える力を身に付けていきます。
備考
 この講座は、音楽、美術、書道の担当教員が共同で行います。